2023年7月7日、8日に開催された「七夕Night+」。水辺再生をテーマに様々な企画が提供され、来場者数1万人を超えるイベントとなりました。賑ノ杜としては主に水上神事・キャンドルナイトの二企画を実行しました。
イベント開催日にちなみ、七夕の起源とされる「乞巧奠」の儀式が、舟遊池の水上で執り行われました。水辺の利活用について新たな可能性を見出すことができたほか、七夕という慣れ親しんだ行事の起源を掘り起こし、その真意や存在意義を再確認する機会となりました。
ご祈祷に使用された供物は、農家の皆様の多大なるご協力によって地元作物で揃えられ、祭壇上に氷川神社を通じた地域のつながりを再現することができました。皆様のお力添えによりこのような素晴らしい場面がつくられたことを心より感謝申し上げます。
キャンドルナイト企画においては、廃油を再利用したキャンドルを制作し、ボードに並べてSDGsロゴを象りました。キャンドルボードは都市公園の利活用を研究テーマとする地元大学生の漕ぐ船によって運ばれていき、ご来場頂いた大勢の方からの声援を受けて、見事着水しました。
夏の夜空の下SDGsロゴが舟遊池に煌めく様子は、私達が日頃より取り組んでいる水質改善や環境保全活動における未来を表しているかのようで、ご来場くださった方にも再生後の大宮公園像を垣間見て頂けたのではないかと思っております。